去年の読書は、高田郁(たかだ かおる)さんの江戸人情小説のシリーズで突っ走った後、8月ごろにはめぼしい作品が無くなってきて、そのころロシア語通訳者の米原万里さんの小説『オルガ・モリソヴナの反語法』という本に出合って、彼女が好きになり、一気に彼女の作品を読み漁りました。
米原さんのめぼしい作品をほぼ読んだころ、エッセイ集に彼女の作品が収められてあったのを読んでいるうちに、エッセイの読みやすさ、なにしろ短編なので疲れないってこともあり、年末からエッセイ集に方向転換。年初から家事の合間、車のお供に読んでます。
今年の読書はこれで決まりね。
だってこれまで読んだエッセイ集は96年、97年、98年、とまだ三冊目。
今年中には読み終えないくらいあるわ。
それは日本エッセイスト・クラブ編(文藝春秋)の「ベスト・エッセイ集」。
私も一編くらい書けそうな気がするくらい読みやすいです。